2013年4月8日月曜日

革靴の水洗いをしてみた

このチャッカブーツは履き始めてもう10年以上になります。
ふつうのシュッとしたチャッカブーツとは違って、
全体的に丸っこく、革のダブルソールでコバが張り出しており、
カントリーの要素を取り入れたカジュアルさがお気に入りです。





















このようなディテールをもつ靴はアメリカのものに多いのですが、
これは英国のシューメイカー。ただし製造はスペインだった気がします。

踵と爪先を一度づつ補修し、大切に履いてきましたが、
向かって左側(右足)に細かい皺が多くあまり見栄えが良くないので、
初めて水洗いに挑戦してみました。

使用したのはモゥブレイのサドルソープ。
まずステインリムーバーを使って汚れをさっと落とし、
スポンジにたっぷり水を含ませ、革を濡らしていきます。
その後サドルソープを泡立て、泡で靴を洗います。






















最後は泡を布で拭き取ってから、
シューツリーを入れて充分に皺を伸ばしながら自然乾燥します。

結果…靴はキレイになりましたが、皺は若干マシになった程度。
最後にデリケートクリームを塗ってブラッシング。





















醜い皺ができる理由としては、
サイズが合っていない(靴が大き過ぎる)などがありますが、
この靴に関しては左右で革質がかなり違う
ことが原因ではないかと思います。
左足の甲の革は肌理が細かいのですが、
右足のほうは荒いのですよねぇ。
まあ、値段を考えたら仕方ないと思いますが…

0 件のコメント:

コメントを投稿