2013年4月14日日曜日

美しい経年変化とは

靴もそうですが、私は革小物が大好きです。
例えばこの名刺入れ。
最初の大学を卒業し、就職したときに妹から貰いました。
なぜかお返しにヴィトンの財布を買わされましたが汗。

なにはともあれ、使い始めてかれこれ20年近くなります。





















中はこんなに色が違います。





















もともとは、タンカラーというのでしょうか。
素地のベージュ色だったのですが、
長い年月を経て、いい具合に変化してきました。
外のほうが手に触れるので、より濃い色になってますね。

この手帳。
これも、20年近い付き合いになります。
ずいぶん使い込んで、いい色合いになりました。





















他に自転車のサドルも革製のものを使っています。

革は最初は硬くて使いにくいのですが、年月を経ると、
自分の手や足、お尻などに馴染んできます。
そうすると、もはや空気のように手放せない存在になります。
もちろんそのためには、メンテナンスが欠かせないのですが…

世界に1つ、自分だけのプロダクトに経年変化する。
それが革製品の最大の魅力です。

建築も同じです。
斬新さが売りの一瞬で消費されるようなものではなく、
時間とともに使い手に馴染んでいくような、
そんな建築が理想ですね。

いわゆる建築家に住宅の設計を依頼されるような方には、
木の外壁などは非常に強くアピールするようなのですが、
実際にはメンテナンスも大変なのです。
しかし、それを乗り越えてチャレンジしたい方、
是非お待ちしております笑。

0 件のコメント:

コメントを投稿